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アグリビジネス業界ニュース

サタケの穀粒判別器(株)神明が導入
―サタケ―


神明・西宮浜南工場に導入された穀粒判別器
神明・西宮浜南工場に導入された穀粒判別器
 (株)サタケでは、2月4日より「穀粒判別器(RGQ−10A)」の販売を開始したが、大手精米卸などで導入が開始された。このほど同器を導入したのは、大手精米卸の株式会社 神明(本社=神戸市中央区)で、神明本社の分析室や各精米工場などに合計9台が導入された。
 導入理由について同社は、「納入玄米の分析を、素早く正確に行い、その玄米の性状を考慮した最適な加工ができる。また、分析作業の効率化や各工場の分析レベルを一定に保つことができ、精米品質の安定につながる」と語り、サタケ独自のセンサー技術・画像処理技術により判別性能に優れていること、小型軽量で持ち運びに便利であることなどが導入の決め手となったと述べた。
 穀粒判別器の導入は時代の趨勢であり、各社の穀粒判別器も含め、その普及は一気に進むものと思われる。  (2003.3.26)


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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