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農政・農協ニュース

JA全中が食料安全プロジェクトを設置 (3/9)

 JA全中は「食料安心・安全対策プロジェクトチーム」を4月1日から当分の間、設置する。全農チキンフーズの偽装鶏肉事件が起きる前から予定していたもので、日本農林規格(JAS)法改正や牛海綿状脳症(BSE)を機に食品表示を含めて安心・安全に対する消費者の関心が高まってきたためプロジェクトを設け、対策を強化する。
 政府・与党が対策本部などを設け、食品安全行政のあり方を見直しているためプロジェクトは、これら政策に対応していく。また、安心・安全に関わる情報を収集し、分析する。
 さらにJA全農が農畜産物の生産過程を取引先に知らせる「安心システム」販売を増やしているためトレーサビリティ方策の確立も図り、環境保全型・循環型農業や、消費者団体との連携も推進する。
 プロジェクトは全中の営農対策室長を総括責任者とし、関係部の職員に全農の職員も加えて構成する。


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