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農政.農協ニュース

JA共済・福祉サービスの取組み
3つの柱で健康と暮らしの安心を (1/22)

 JA共済では、組合員や利用者の生活全般にわたる様々なリスクに対して「ひと・いえ・くるま」の保障で大きな安心をを提供している。あわせて、それぞれの地域の実情に応じてJAが実施している健康や介護などにかかわるサービスを、JAと一体となって提供・支援する福祉サービスを行っており、組合員や利用者が、健康で安心な暮らしができる地域づくりに力を入れている。
 JA共済の特長的な福祉サービスとしては、次の三つがある。

レインボー体操の講習会で
レインボー体操の講習会で
レインボー体操の講習会で

◎楽しく簡単に健康づくり「レインボー体操」
 「レインボー体操」は、昭和58年にJA女性部の心と体の健康づくりのためにJA共済が開発した。
 この体操は「いつでもどこでも、誰にでも」できる体操で、座ったままでも寝ていても、心臓に負担をかけない優しい動きで全身に血液を送ることができ、生活習慣病予防に役立つ。これまで、多くの人に親しまれているが、女性部だけでなく、多くの組合員の健康増進を図るためにも、取組みをさらに進めているところだ。
◎健康づくりと介護・育児を応援する「JA共済の健康・介護ほっとライン」
 生活習慣病予防、体力づくり、医療機関の情報提供、介護・リハビリなどの相談を専門スタッフ(看護師・保健師・介護支援専門員)がフリーダイヤルで対応している。(0120−481−536 土日祝日を除く9時〜20時 年間約3.200件)。
 また、健康情報やクッキング情報を無料で提供するFAXサービスも実施している。(03−3265−3811 24時間年中無休)。
◎家族の介護・本人の自立を支援する「JA共済くつろぎの間」
 「在宅介護」が介護の中心となる中で、高齢者や身障者の居住生活空間の整備は大きな課題だ。そこでJA共済では、中伊豆と別府にある農協共済リハビリセンターで30年間にわたり蓄積してきた介護ノウハウを活かし、母屋に短期間で増設できる介護・自立支援ルーム「JA共済くつろぎの間」を開発し、平成13年度より提供している。
 「JA共済くつろぎの間」のポイントをまとめると、次のようになる。
1.「住み慣れた場所で、おだやかに、いつまでも」家族と一緒に暮らすことができる。
2.在宅介護のポイントとなる、お風呂・トイレ・洗面など安全と安心に留意して設計されており、快適に利用できる。
3.母屋増設各種タイプやリフォームタイプなど、ニーズに合わせたプランが選べる。
4.転倒などの家庭内事故で、寝たきりになるのを未然に防止できる。
5.組合員、JA共済利用者は、特別価格で利用できる、など。
 「JA共済くつろぎの間」は、個人住宅の増改築・リフォームのほか、JAのデイサービスセンターでも活用されている。JA愛知東では、元営農センターを活用し、デイサービスセンター「陽だまり」を昨年開設したが、その浴室設備に「JA共済くつろぎの間」を導入した。
 同センターでは、家庭的なサービスをモットーとしており、介護者とコミニュケーションを充分にとりながら、一人ひとりが一番風呂をゆったりと安全に楽しんでおり、好評を得ている。

「くつろぎの間」基本仕様
「くつろぎの間」基本仕様


農業協同組合新聞(社団法人農協協会)
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