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18日に日米ワーキンググループ初会合 BSE問題 (5/17)

 日米間の牛肉貿易再開を協議するため、実務担当者によるワーキンググループの第1回会合が5月18日、19日の2日間にわたり日本で開かれる。
 18日は米国側訪問団が群馬県下の食肉処理場などを視察し、午後から翌日にかけて会合を行う。
 議題は(1)BSEの定義と検査法、(2)特定危険部位(SRM)の定義と除去方法、(3)サーベイランスのあり方、(4)フィードバンのあり方、(5)国としてのカテゴリー区分、(6)牛の月齢鑑別法など。
 日本側のメンバーは、山内一也・(財)日本生物科学研究所主任研究員、品川森一・動物衛生研究所プリオン病研究センター長、小野寺節・東大大学院農学生命科学研究科教授、北本哲之・東北大学大学院医学研究科病態神経学教授のほか、実務担当者として農水省国際衛生対策室の釘田室長、外務省の三輪審議官が加わる。
 米国側は農務省動植物検査局フェルナンデス次長やハーバード大学公衆衛生学部リスク分析センターのグレイ所長代行ら5人。
 なお、食品安全委員会事務局の杉浦情報・緊急時対応課長もオブザーバー出席する。
 ワーキング・グループの設置は4月23日の第3回日米BSE協議で決まったもの。月に1回以上のペースで協議を行い夏までに貿易再開について結論を出す努力をすることになっている。
(2004.5.17)


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