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トルコギキョウで展示会 試交品種含め100品種が
《サカタのタネ》

生産者の熱いまなざしが注がれた(三郷試験場にて・7月14日)
生産者の熱いまなざしが注がれた(三郷試験場にて・7月14日)
 (株)サカタのタネ(高橋英夫社長)はこのほど、長野県南安曇郡三郷村にある三郷試験場において、恒例のトルコギキョウ見学会を開催した。14回目。新品種の『シュークリーム』など約100品種が展示され、全国から訪れた生産者の目を引きつけた。
 トルコギキョウは、季咲き栽培では6月〜7月の開花だが、この季節に展示会を開催する意味は本来のトルコギキョウがもつ品種特性をもっとも深く観察できる点にある。今回も北は北海道から、南は九州・沖縄まで全国から大勢の生産者が来場した。
 展示されたのは、新品種の『シュークリーム』をはじめ、バラ咲きの『ロジーナ』シリーズ、極早生大輪八重咲きの『ニューリネーション』シリーズ、さらに今春からお目見えしたミニトルコギキョウの『プティフル』シリーズなど、試交品種を含めた約100品種。
 トルコギキョウ以外の品目も別途展示され、トルコギキョウと他の品目を組み合わせる提案や、高品質切花生産用としてオリジナル資材の『プラントプラグ』、『ボックスプラグ』の紹介も行われた。
 主催はサカタのタネだが、14回を数える今回の展示会でも生産者から多くの提案があった。この意味では、生産者が創る展示会との印象を受け、このことがサカタのタネの大きな財産ともなっている。
(2005.8.2)


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