アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【JA東日本くみあい飼料】
拠点施設の集約・再編を実施

「合併披露式典」を開催

挨拶する奥木会長  JA東日本くみあい飼料(株)(本社:群馬県太田市・五味渕 ...

挨拶する奥木会長
挨拶する奥木会長

 JA東日本くみあい飼料(株)(本社:群馬県太田市・五味渕 明社長)は、4月23日、虎ノ門パストラルにおいて、JAグループ・畜産事業関係者らを集め、ジェイエイ東海くみあい飼料(株)との統合合併にかかる「合併披露式典」を開催した。
 主催者を代表し、JA東日本くみあい飼料(株)の奥木功男会長は「畜産事業は、飼料価格の高騰など厳しい状況にあるが、このたび16都県を範疇とする新生『JA東日本くみあい飼料株式会社』が発足した。消費者に安全・安心な畜産物を提供し、生産者に愛され、消費者との架け橋となる企業を目指していく」と挨拶した。

合併経過を説明する五味渕社長
合併経過を説明する五味渕社長

 続いて、同社の五味渕明社長がジェイエイ東海くみあい飼料(株)との合併経過を報告した。経過概要は次ぎの通り。  平成18年7月、畜産事業委員会において、配合飼料の競争力強化と安全・安心の取組み具体策として、広域合併案を審議。平成19年2月、JA東日本くみあい飼料(株)・ジェイエイ東海くみあい飼料(株)管内県連経営管理委員会・都県本部運営委員会会長会議において合併の基本方向を審議。同年11月、全農経営管理委員会において合併承認、同年12月10日合併契約書締結、平成20年4月1日、『JA東日本くみあい飼料(株)』発足。  

 合併の目的は、工場の集約・再編による合理化、農家対応力の強化、物流の合理化、資本力の強化などを図るものだ。新会社の本社所在地は、群馬県太田市東新町818番地、資本金45億2964万円、社員660名体制となるが、大幅な人員削減を図っていく方針だ。
 平成20年度計画での年間販売数量は、配合飼料220万1550トン、単味飼料30万3440トン、肥料3万1500トン。

(2008.04.25)