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【中山物産】
BG無洗米工場を統合した新精米工場が完成

中山物産新棟(左)  大阪の大手米穀卸、中山物産(株)(中山棟司社長)は、BG...

中山物産新棟(左)
中山物産新棟(左)

 大阪の大手米穀卸、中山物産(株)(中山棟司社長)は、BG無洗米工場(大阪府八尾市)に隣接する敷地に、本社・倉庫・精米工場からなる新棟を建設した。
 同社は、従来の本社工場精米設備2ラインを新棟に移設すると共に、東洋精米機製作所の精選機器を各ラインに設置し、機能・能力を拡充させた統合精米工場を新たに完成させ、稼働を開始した。
 同社では、ますます厳しくなる米穀業界の現状を踏まえ、それに対応できる体制作りを進めていたもので、この施設の完成により、同社が目指す「厳しい業界情勢を迎え撃つ体制づくり」が整ったことになる。
 中山物産は明治8年創業の老舗米穀業者で、大阪府下を中心に事業を展開してきた。卸資格取得後は、ユニークな提案型営業を展開して消費者のニーズをつかみ、最近では月産2500トンを超える急速な成長を遂げてきた。
 2004年にはBG無洗米工場(3t/h×1ライン)を設置し、量販店・大手食堂向けを中心に急成長を続けており、現在はフル稼働状況であるという。
 同社ではさらなる安全・安心な商品作りと徹底した合理化を実現するため、精選設備の増強、生産ラインの合理化、玄米倉庫の集約化、製品管理の一元化、工場作業の効率化を目指し、このたびの設備投資を行ったものだ。
 新設工場は、旧工場から東洋精米機製作所製の精米機CS-100型(5t/h)、CS-60型(3.6t/h)をはじめとする精米設備2ラインを移設。さらに糠玉選別機、金属選別機、マグネット選別機などの東洋精米機製選別機器を増強するとともに、金属検出器も全計量包装ラインに設置するなど、徹底した安全・安心の商品作りが出来る統合精米工場となった。
 さらに同社は、消費者の目線に立ち、「美味しく召し上がれる目安期間」を米袋に印字することも検討している。

(2008.06.20)