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【日植防】
新たな病害虫防除対策を模索

画期的な農薬開発の全体像が

 (社)日本植物防疫協会(岩本毅理事長、本部:東京都豊島区)はこのほど、東京都...

 (社)日本植物防疫協会(岩本毅理事長、本部:東京都豊島区)はこのほど、東京都北区の滝野川会館においてシンポジウム『農薬による病害虫防除対策の新たな展開』を開催した。JAグループからも多数が駆けつけ約500名が参加。新たな病害虫防除対策を模索した。
 冒頭、岩本理事長は、「最近における農薬開発の全体動向を紹介するとともに、今後の病害虫防除に新しい選択肢をもたらす農薬技術を紹介し、今後どのような農薬開発が望まれるかを考える」が本シンポジウムの開催趣旨だと挨拶。
  講演内容は『農薬開発のヒントとアプローチ』(日本農薬・今埜隆道氏)、『新しい病害虫防除資材の開発動向』(日植防・林直人氏)、『低薬量の新しい抵抗性誘導剤によるいもち病防除』(バイエル クロップサイエンス・沢田治子氏)、『育苗期からの野菜病害虫防除の新たな展開』(デュポン・白石慎氏)など多岐におよんだ。
  また、『農薬開発に期待するもの』のテーマで行われたパネルディスカッションでは、JA全農営農・技術センターの川幡寛氏らが登壇し、新たな農薬開発に向けた活発な討論を交わした。

(2008.09.18)