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【緑の安全推進協会】
農薬の安全・適正使用を一層推進

(社)緑の安全推進協会(吉村正機会長、本部:東京・内神田、以下「安全協」)は5月29日、日本橋倶楽部会館で『第16回通常総会』を開催。農薬の安全・適正使用のいっそうの推進を基軸とした、新年度事業方針を再確認した。

 安全協は、平成元年8月に任意団体「緑の安全推進協会」として設立発足された。社団法人としての認可は、同7年10月のこと。全日本緑地管理協議会(昭和49年発足)の事業と農薬工業会の一部事業を引き継いだ。
 活動の重要な柱には、「緑の安全管理士」認定がある。現在、農耕地、ゴルフ場・緑地分野合わせて約2800名の緑の安全管理士が、農薬の適正使用を保証するキーパーソンとして活躍している。
 しかし、消費者の信頼を獲得するうえで大きな支援になると期待されているものの、その位置づけの重要さに比べて知名度がいまだに十分とは言えない状態にあり、その存在と役割に関し社会的な認知を飛躍的に強化していくことが求められている。
 通常総会では、新たに大内脩吉副会長(日農)、常木洋和新専務理事、新理事に伊藤英治(日曹)、小林富士雄(林業薬剤協会)、鷲山雄二(クミ化)、貫和之(住友)、廣瀬薫(日農)の各氏を選任した。

 

(2009.06.02)