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【バイエル】
厳しい環境下、堅調な業績を達成  バイエル

農薬関連事業は高い利益水準堅持

 バイエル(ドイツ・レバクーゼン)は7月29日、09年第2四半期中間財務報告を行い、厳しい事業環境下の中で堅調な業績を達成したことを明らかにした。農薬関連事業も、依然顕著な動きを示している。

 グループの売上高は80億900万ユーロに達している。特別項目計上前EBITDA(利益前・税引前・償却前利益)は17億6500万ユーロで、同EBIT(利払前・税引前利益)は11億100万ユーロだった。
 農薬関連事業は、高い利益水準を依然堅持している。売上高は前年同期から2.7%上回る18億5200万ユーロまで成長した。為替の影響調整後の増収率は2.0%。
 農薬部門の売上高は同0.9%と微増の15億4000万ユーロだった。除草剤4.0%増、殺虫剤12.5%増、種子処理剤33.3%増(要因は北米での早期受注)とそれぞれ伸びている。殺菌剤は、全ての地域で昨年同期を下回った。
 なお、エンバイロサイエンス・バイオサイエンス部門の売上高も、同12.2%増と好調だ。

(2009.08.05)