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【農薬工業会】
金額で103.6%とやや増加  農薬工業会

年度末実績は微増で終息に

 農薬工業会(大内脩吉会長)はこのほど、「平成21農薬年度6月末の出荷実績」を明らかにした。金額ベースでやや増加し、年度末(9月)実績は微増にとどまるものと思われる。

 発表によると、6月累計出荷は数量で16万8000t(前年比9400t減、94.7%)とやや減少したが、金額では2890億円(同101億8000万円増、103.6%)とやや増加した。
 使用分野別に見ると、数量で水稲(94.2%)、果樹(92.2%)でかなり、野菜畑作(95.9%)、その他(96.1%)はやや減少した。金額では水稲(103.7%)、野菜畑作(104.9%)、その他(103.4%)でやや増加したが 、果樹は前年並みであった。
 種類別で見ると、数量で殺菌剤、混合剤でかなり、除草剤でやや減少したが、殺虫剤はほぼ前年並みであった。金額では、除草剤でかなり増加したが、殺虫剤、殺菌剤、混合剤はほぼ前年並みとなった。
 植調剤は数量、金額ともほぼ前年並み。

(2009.08.27)