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【クミアイ化学工業】
殺菌剤の「プロポーズ剤」が大きく伸長  クミ化

国外部門は直播水稲用除草剤「ノミニー」が堅調

 クミアイ化学工業(本社:東京・池之端)は16日、「平成21年10月期決算短信」を明らかにした。経常利益は、確保している。

 化学品事業の中枢である農薬事業は、国内部門において主力となる「トップガン剤」などの水稲用除草剤を中心に、独自製品の拡販に努めた。また、水稲用箱処理剤の「ブイゲット剤」、園芸用殺菌剤の「プロポーズ剤」などが大きく伸長した。
 いっぽう、国外部門は直播水稲用除草剤「ノミニー」、園芸用殺菌剤「KIF?230(バルボン・ビンケア)が堅調な動きを示したが、棉用除草剤「ステイプル」はブラジルにおける作付け減少で減少した。
 これらの結果、売上高392億2700万円、営業利益6億6700万円、経常利益9億3300万円、当期純利益2億7200万円となった。

(2009.12.17)