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【住友商事】
メキシコに農薬販売会社設立  住友商事

 住友商事は1月26日、メキシコに農薬販売会社サミット・アグロ・メキシコを設立した。海外の農薬販売会社拠点は21カ国め。

 メキシコは人口1億人と、中南米ではブラジルに次いで多い。1993年にNAFTA(北米自由貿易協定)を締結し北米向けに輸出を拡大し、特に農業分野の対米輸出は年率9%と高い成長率となっている。また、2005年4月には日墨EPAも締結し、農産物の対日輸出総額も増加傾向にある。
 メキシコの農薬市場は過去5年間で年率12.4%の成長を遂げ、08年度は約8億1400万ドル(世界第15位)になった。
 サミット・アグロ・メキシコは、主に日本メーカーのスペシャリテイ農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤など)をメキシコ国内の地域ディストリビューターに販売し、5年後には1500万ドルの売り上げをめざしている。

【サミット・アグロ・メキシコ 会社概要】
社名:Summit Agro Mexico S.A. de C.V.
本社所在地:メキシコ合衆国メキシコシティ
出資構成:住友商事グループ100%
従業員数:17人
主要事業:メキシコ国内における農薬販売

(2010.02.02)