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【農研機構】
田んぼの凹凸を解消し均平化する技術を開発  農研機構

 農研機構生研センターは2月2日、水田土壌の凹凸を解消し均平化する技術を開発したと発表した。

レーザー受光機を装備したロータリー耕うん機 レーザー受光機を付けたロータリー耕うん機に固定刃を組み合わせた複合機を使う。レーザーの基準水平面にあわせて耕うんを行うことで、耕盤を均平化する。また上下のぶれを抑える機能も付け、スムーズな作業ができる。
 水田の表面だけでなく耕盤も均平化するので、ムラのない稲の生育ができ、出芽の安定、除草効果向上、雑草発生の抑制などさまざまな効果が期待できる。

作業前の田面と作業後の耕盤面の違い(写真)
レーザー受光機を装備したロータリー耕うん機
(グラフ)
作業前の田面と作業後の耕盤面の違い
(それぞれ農研機構の提供)

(2010.02.05)