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【電気化学工業】
肥料は数量回復も減収  電気化学工業

無機系売上高は約490億円

 電気化学工業が5月7日明らかにした「平成22年3月期決算短信(連結)」のうち肥料、セメントなどの無機系素材事業の売上高は、489億9200万円と前年同期に比べ40億6500万円(7.7%)の減収となった。

 肥料は、第1四半期に新肥料年度からの値下がりを見込んだ需要減があり、7月以降は販売数量が回復したものの減収となった。
 耐火物、鉄鋼用材料も低迷していた需要が回復に転じたが、総じて低調に推移し減収となった。
 また、セメントは、公共投資や民間需要の低迷が続いており、製品価格は是正が進んだが、販売数量が減少し減収となった。
 なお、特殊混和材はNATM吹付けコンクリート用急結剤「ナトミック」の拡販が進み増収となっている。

(2010.05.10)