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国際ガーデンEXPO 台風をものともせず盛況

世界30カ国・1000社の出展は、過去最大規模

 業界、アジア最大の「国際ガーデンEXPO」(第4回)が、10月28日〜30日の3日間、幕張メッセで開催された。台風14号の襲来をものともせず、約4万人の入場者数だった。新たな、園芸資材への世界を醸成したのではないか。

アジア最大の「国際ガーデンEXPO」 いま、農家が抱えている問題は数限りない。例えば、後継者および高齢化問題、流通の問題、かたや鳥獣被害、天候不順による農産物被害など、営農(生きていくこと)が、かなり難しくなって来ているのではないか。
 このような農家を、さらに農業を、新たな製品・サービスを提供することなどにより、後方支援しようとするのが「国際ガーデンEXPO」の狙い。
 フラワーEXPOおよびエクステリアEXPOも同時開催され後押しした。
 出展は、緑化資材・緑化用種苗・植木、新設のガーデニング、道具・作業用品、ガーデン雑貨、家庭菜園向け種苗・用具、鉢・用土、培養土、散水用具など多彩だった。
 園芸が、いっそう身近になってきたとの印象が強く、この分野における裾野の広がりを期待したい。

(2010.11.04)