アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【タキイ種苗】
育種技術やリソースを集結した茨城研究農場  タキイ種苗

創業175周年記念の新品種の紹介も

 タキイ種苗は11月18日、「創業175周年記念 茨城研究農場プレスツアー」を行った。
 食と農業を支えてきた育種技術やリソース(資源)を集結した、品種開発の現場となる、茨城研究農場(稲敷郡河内町)と創業175周年記念の新品種も多数紹介された。

創業175周年記念 茨城研究農場プレスツアー タキイ種苗の一番の強みは、創業以来175年の長きにわたり、世界中から数十万種類もの種子を収集保存してきたこと。一般に入手不可能な品種や国の研究機関にもない貴重な品種も含まれているという。
 これらの膨大な種子という「遺伝資源」と、長年培ってきた自然交配による育種技術にバイオテクノロジーを加え、同社は野菜類1500種・草花500種と2000種もの新品種を誕生させてきた。
創業175周年記念 茨城研究農場プレスツアー 特に、世界的に衝撃を与えたのは、キャベツやハクサイなどのアブラナ科の「一代交配種(F1)」を世界で初めて開発したことだった(1950年)。
 プレスツアーの当日は、100種類以上の新品種や既存品種が展示公開され、JA関係者や種苗関係者も多数来場していた。

(2010.11.26)