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【(株)エス・ディー・エス バイオテック】
円高や水稲除草剤減販で売上高は7.8%減少  エス・ディー・エス バイオテック

次期の業績もジェネリック製品対抗で減益へ

 (株)エス・ディー・エス バイオテックは2月10日、「平成22年12月期業績」を明らかにした。海外向け殺菌剤及び水稲除草剤が好調だったが、円高や国内向け水稲除草剤の減販などの影響を受け、減収減益を余儀なくされた。

決算報告する安田社長 売上高は114億2800万円(前事業年度比9億6000万円減、7.8%減)、営業利益は13億6700万円(同9100万円減、6.3%減)、経常利益は12億1300万円(同1億3900万円減、10.3%減)、当期純利益は7億9500万円(同4700万円減、5.6%減)となった。
 殺菌剤は、国内では比較的順調であったが、海外ではフィリピン向けの出荷が好調に推移したものの、主要取引先のSyngenta Asia Pacific社向け出荷が減少している。
 水稲除草剤は、国内ではこれまで拡大路線にあったベンゾビシクロン関連剤を含めて出荷が減少したが、海外では、韓国向けベンゾビシクロン原体の出荷が好調に推移している。
 次期の通期見通しは、売上高117億円、営業利益9億円、経常利益8億円、当期純利益5億円を見込んでいる。今期より減益なのは、主に海外ジェネリック製品へ対抗し、市場を確保するための値下げの影響などを受けることによるという。

エス・ディー・エス社の地域別海外売上高の推移

(写真)
決算報告する安田社長

(2011.02.16)