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【ダウ・アグロサイエンス】
「作物防除とバイテク集中」の事業戦略を発表  ダウ・アグロサイエンス

 ダウ・アグロサイエンスの栗田道郎・日本代表は7月4日、東京都品川区の本社で会見を行い、「作物防除とバイテク集中」を基軸とした今後の事業戦略を発表した。

栗田道郎氏 現在、日本・韓国両国の売上高は200億円で、市場占有率は7%。これを2015年には10%にまで伸ばす計画だ。同社が成長を牽引すると期待しているのが、、近日上市する殺虫剤の「スルフォキサホル」だ。
 同剤以外にも豊富な経験と強みをもつ水稲用除草剤の開発も順調に進んでおり、この分野での市場占有率を高めることを狙っている。
 また、近年上市した水稲用除草剤「ぺノキシシューラム(製品名「ワイドアタック」)、改良したシロアリ防除システム(「セントリコンオールウェイズアクティブ」)の販売も強化する。
 栗田代表は、「製品単位で最適な流通戦略を策定していくほか、主力製品を中心に持ち前の営業、マーケティング、技術サービスの一層の拡充をはかり、組織の活性化を推進していく」と豊富を述べた。

(2011.07.08)