アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【日産化学工業】
農薬事業好調も電子材料落ち込み 業績予想を下方修正  日産化学工業

 日産化学工業は10月31日、平成24年3月期第2四半期の決算短信を発表した。
 農業化学品部門では売上高、営業利益ともに前年同期比を上回ったが、電子材料などの売り上げが大きく落ち込み、全体としては前年同期を下回った。これにより、通期の業績予想も下方修正した。

 第2四半期までの累計売上高は698億2900万円で前年同期比3.1%減、営業利益は65億6800万円で同21.3%減、経常利益は65億1500万円で同16.9%減、四半期純利益は44億100万円で同21.4%減だった。
 セグメント別では、農業化学品部門では非選択性の茎葉処理型除草剤「ラウンドアップ」の在庫調整が進んだことや、2008年に発売した畑作・園芸用殺菌剤「ライメイ」で土壌処理用の販売が増えたことなどから、売上高が同4億5900万円増の124億6400万円、営業利益が6700万円増の8億1800万円だった。そのほか、化学品部門、医薬品部門も増収増益だったが、テレビ用液晶パネルや半導体などの機能性材料部門が大きく落ち込んだ。
 これにより、通期の業績予想は、売上高は1560億円で変わらずだが、営業利益が前回発表予想に比べて18億円・8.9%減の185億円、経常利益が同22億円・10.6%減の185億円、当期純利益が同21億円・14.2%減の127億円、1株あたり当期純利益が同12.34円減の74.66円となった。

(2011.11.04)