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【コープケミカル】
「エコ化成」や有機肥料の拡販で増収増益  コープケミカル

 コープケミカルは5月11日、平成24年度3月期決算を発表した。主力の肥料事業では、東北地方の大雪などの影響で春肥需要期の荷動きが停滞し販売数量は見込みを下回ったものの、22年春肥の価格改訂以降、値上げが続いているため増収増益となった。

 売上高は215億9500万円で前期より2.3%増だった。このうち4分の3となる165億円がJA全農への販売だった。営業利益は6億2900万円(前期は損失1億5600万円)、経常利益は5億600万円(同損失3億1000万円)だった。
 当期純損益は、4月に「石灰窒素水和造粒品」の回収にかかる特別損失などにより5100万円の純損失となった。
 主力の肥料事業は、売上高156億9300万円で同3.3%増だった。未利用資源の鶏ふん燃料灰を使った「エコ化成」の上市や、有機肥料の「基肥一発肥料」、「コープペースト」、「畑のカルシウム」、農薬入り肥料の「コープガードD一発」、「側条用コープショート一発20」などの拡販が奏功した。
 今期は「エコ化成」のさらなる販売強化、総合土壌改良資材「みつパワー」の本格的な製造販売、「石灰窒素水和造粒品」の早期の販売再開などに取り組むほか、除塩対策資材の販売など震災からの復旧・復興を担う事業に注力する考えだ。業績予想では売上高245億円、当期純利益2億8000万円をめざす。


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