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国産畜産物の良さを訴える全農が大阪で試食会などの交流イベント

2008年 6月 4日
JA全農

JA全農は畜産農家の危機的状況と国産畜産物の素材の良さを広く伝える生産者と消費者の交流イベントを6月7日12時から16時まで大阪府吹田市の万博公園中央イベント広場で開く。
「畜産農家から消費者の皆さんへ、国産を届けたい」という名称の試食交流会で、牛サイコロステーキ、豚冷しゃぶ、焼き鳥などをそれぞれ300食分ふるまう。
交流会では全農の成清専務のあいさつに次いで国産畜産物の“応援団長”としてスポーツキャスターの荻原次晴さん(元オリンピックスキー複合選手)が登場してエールを送る。
続いて関西の畜産農家が「関西の畜産を守ろう」との宣言をしたあと試食とクイズ大会を開く。当日は関西の畜産農家と関係者約300人が会場に集まる。
全農は飼料高によって畜産農家の廃業が相次いでおり、このままでは「今後、国産畜産物の供給が大きく減少する可能性がある」とし、こうした状況を消費者に理解してほしいとして交流イベントを催す。
飼料高の要因としては豪州の干ばつ、中国、ブラジル、インドなどの急成長による穀物需要のひっ迫もあり、その影響が広がって、もはや「畜産農家とJAグループの努力だけでは限界にきている」としている。

(2008.06.04)