イベント

イベント

一覧に戻る

農を活かした地域活性化を考える研究会

2008年 6月20日
農業開発研修センター

毎年、JAや地方自治体などで農業や農村の振興を担う人材育成のために「自治体農政総合研究会」を開いていた(社)農業開発研修センターは、今年からより広く農を活かした地域活性化とJAや自治体の役割を考えることを目的として、「農を活かした地域づくり研究会」と研究会の名称を改めて再スタートを切る。期日は8月6日〜8日の3日間。
これまでの地域農政は農家や農村の視点に立っていたが、食の安全・安心や食農教育、グリーンツーリズム、農商工連携など農家や農村だけでなく地域全体が農を活かした活動をしようという機運が高まっているため、より広く地域全体を考えることをテーマとした。
研究会の柱は事例紹介・シンポジウム、報告会、全体討論の3つ。
事例紹介ではJAあいち知多の子会社である(株)げんきの郷の岡部篤男常務取締役が「アグリルネッサンス構想によるJAの地域づくり」と題して農協運動の精神をいかにして地域づくりに活かすかを語る。その他JAはだのと秦野市や農業委員会が共同で、市民と農をつなげようと取り組んでいる事例など全部で3例を紹介。
地域づくりの報告は、建設会社や学習塾など異業種と農の協働によって地域活性化に取り組んでいる有限会社類農園の丸一浩社長など3名。
その他、滋賀県立大学の小池恒男名誉教授が地方自治体やJAの果たすべき役割などを述べる。
7日の研究会終了後には講師を交えての懇談会もある。
期日:8月6日(水)〜8日(金)
会場:京都JA会館
定員:100人
参加費:5万円(ただしセンター会員は3万円)、懇談会は別途5000円。
詳しいスケジュールの確認や申し込みはホームページ(http://www.agridtc.or.jp/)で。

(2008.06.20)