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新しい環境観求め「海と人」を議論

2009年 7月 4日
花博協会

 (財)国際花と緑の博覧会記念協会は第一線の科学者が分野を超えて論じ合う場としてKOSMOSフォーラムを開催している。
 昨年度からは「21世紀の新しい環境観」を大テーマにしているが7月4日には「海と人?海の包容力は無限か?」をサブテーマにした第18回フォーラムを東京・九段のベルサール九段で開く。
 入場無料で定員は300人。現在、参加者を募集しており、定員になり次第締め切る。
 人類は人口急増と資源の大量消費や環境汚染の顕在化に直面しているため、新しい地球観に基づく文明像を提示し、実現していく必要に迫られているというのが問題意識だ。
 同フォーラムは昨年度「花と緑・森・水」を議論したが、今年度は「海・大地・大気」を議論し、人間と自然が共生する世界観を構築していきたいとの考えだ。
 海は人間活動から生まれる不要物の投棄場となり、無限とも思えた浄化能力を超える負荷に喘いでいるなどとして水の惑星と呼ばれる地球の未来を考察する。
 パネリストは、あん・まくどなるど(国連大学高等研究所)、西田睦東京大学海洋研究所所長、畠山重篤京都大学特認教授、山形俊男東京大学大学院教授の5氏。
 問い合わせはTEL06(6915)4513

(2009.06.08)