JA広報誌便り

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【「季楽里」 4月号 (佐賀県)】
地区別の活動を満載 JAさが

 昨年誕生した「JAさが」は、4月から2年目に入った。これまで以上に組合員とと...

広報誌・きらり

 昨年誕生した「JAさが」は、4月から2年目に入った。これまで以上に組合員とともに満足できる行動を実践して行こうと、4月号では20年度事業の取り組み目標や計画を「JAさがはこう動く!」として特集している。事業方針の重点事項をQ&Aで紹介しているのは、わかりやすい。Qには「肥料・農薬の低コスト対策はあるのか」、「原油の高騰対策は」など。
 全県の組合員とJAがともに歩もうとの意気込みが感じられるのは、「Area Check」欄。28ページ建ての中心部に、毎号12ページをさいて3エリア8地区の動きを満載。収穫祭、農業祭り、講演会、生産部会などさまざまな元気あふれるJAと組合員の活動が紹介されている。絶滅寸前の”女山”という品種の大根を10年かけて復興した多久市地区の大根祭りでは、大根で作ったアイスやゼリーを含む18種の料理を楽しんだそうだ。
 「彩農百選」欄では、組合員、グループ、部会などから「佐賀県農業を彩る、才能をもって農業を開花しつつある農業者」を紹介している。今号では、”あんみつ姫”という高糖度のみかん栽培者のなかで最年少の21歳の後継者が、若手の感性を生かしてみかん作りに挑戦している様子を伝えている。本誌は、広域農協の広報誌作りに大いに参考になろう。

(2008.04.03)