JA広報誌便り

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【「さんらいず」 10月号 (兵庫県)】
淡路島たまねぎブランド化へ JA淡路日の出

 「営農情報・10月の農作業」は淡路島たまねぎ、レタス、菜の花の3品目をとりあ...

さんらいず・10月号

 「営農情報・10月の農作業」は淡路島たまねぎ、レタス、菜の花の3品目をとりあげている。「淡路島たまねぎ」は産地偽装問題をきっかけに島内2JAが連携し、地域団体商標として出願した。今後、ブランド化にとり組み、広く消費者にアピールしていくために、2JAと行政、研究機関、JA全農が一体となってとり組むそうだ。タマネギの10月の作業は苗床防除、追肥、除草。
 9月上旬に本格化した秋菊の出荷は12月まで続く。今年は猛暑で病害虫防除や栽培管理に苦労したそうだが、高価格を期待しながら、よりよい菊の出荷に日々とり組む。
 「普及センターだより」では「いちじくは金のなる樹!」として紹介している。挿し木で簡単に苗木が自給できるし、JAのいちじく部会が無償で提供。比較的軽装備ですむため、初期投資はあまりかからない。10a当たりの売り上げは140〜150万円が多く、180万円の人もいる。経費は減価償却費をふくめ50〜60万円だそうで、生産者からは「植えてから2年目で金になり、女性・高齢者もつくりやすいので、百姓ではこれしかない」との賞賛の声もあるようだ。市場からは「健康志向でイチジクの消費はまだまだ伸びる」と評価されているそうだ。

(2008.10.24)