JA広報誌便り

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【「JAかながわ西湘」 4月号 (神奈川県)】
高校生が廃油の再利用  JAかながわ西湘

 高校生が廃油を農業機械の燃料として再利用する取り組みを始めた――。この目覚ましい話題をトピックスで紹介している。

「JAかながわ西湘」4月号 県立吉田島総合高校では、昨秋の文化祭から出たフライドポテトやからあげの廃油50リットルを回収。業者に精製してもらい40リットルのバイオディーゼル燃料として生まれ変わった。
 農薬散布機やトラクターの燃料として果樹園で利用し、勝田庸之教諭は「刺激臭が全くなく、すすが出ないので機械や円にも優しい」、生徒らは「廃油を大量に回収できたら農家にも試してほしい」と話している。

 消費者とのさかんな交流を伝える話題も多い。
 女性部湯河原支部では、6日間にわたって消費者にジャム作り体験を開いた。毎年特産のミカンなどを使い3種類のジャムを生産している同支部に「作り方を教えてほしい」との声が多く寄せられたことから実現したと伝えている。

(2011.04.12)