支えあう形はさまざまだ。たとえば、「営農ヘルパーが農家を支援する」制度は、農業者の高齢化や人手不足を補うために始められた。ＪＡが農作業を受託し、営農ヘルパーに登録した組合員に委託する。農家が農家を支えるしくみだ。制度を利用した農家は、「人手も大型機械もないから、わずかな農地でも守るのは大変。助かります」と喜んでいる。
　「新規就農者をＪＡ営農技術者が支える」制度では、Ｕターンや新規就農者が大きな安心を与えられ、その成果か「県内で横浜市内の新規就農者数が多い」。
　「家族」を超えた支え合いの形。可能性はまだまだ広がりそうだ。