JA広報誌便り

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【「Unity」 10月号 (島根県)】
出雲弁再生めざして JAいずも

 組合員も非組合員も一緒の広報誌である。毎月3万部印刷し、第3土曜日の外勤日に全職員が、直に配布する。

「Unity」 10月号 (島根県) JAいずもはJAスーパーを管内で展開し、大手のスーパーを尻目に管内の生活物資の相場をリードしているといっても過言ではない。その姿勢が、組合員も非組合員も区別しない事業展開につながっている。
 最近号のヒット記事は「いずも言葉」の特集だ。金融部が、今年3月から3か月の期間限定で取り組んだ特別定期貯金「出雲言葉」の企画で、出雲弁文化の再生を目指したもの。出雲言葉による俳句や短歌、川柳、出雲弁(単語)、「茶のん話」(茶飲み話)の5部門で作品を募集。中学生やアメリカからなどを含め1300通の応募があった。部門ごとに審査し、入賞作品を掲載している。
 同JAでは「入賞作品を一冊の本にまとめるとともに、出雲弁のなかから選びこんで出雲弁言葉手帳を作成し、子どもたちに伝承する」考えだ。

「いずも言葉」の特集

(2013.11.19)