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【明治大学教授】
森下 正氏

 「農商工連携事業でもっとも難しいのは、失敗した時よりも成功した時。お互いに利権の奪い合いなどが生じてしまうことがある。互いの経営改善、所得向上、地域活性化なので、Win−Winの関係を作らなければいけない」と、連携事業の困難さを指摘した。経済学博士で協同組合運動の研究も手がけており、JA全中と中小企業全国中央会が設置した「農商工連携推進研究会」の委員も勤める。「夢・志・目的を共有できる業者と生産者が出会う場を確保し、経験だけに頼らない体系的な学習機会を提供することなどで、農商工連携成功の可能性は高まる」。 (関連記事)...

 「農商工連携事業でもっとも難しいのは、失敗した時よりも成功した時。お互いに利権の奪い合いなどが生じてしまうことがある。互いの経営改善、所得向上、地域活性化なので、Win−Winの関係を作らなければいけない」と、連携事業の困難さを指摘した。経済学博士で協同組合運動の研究も手がけており、JA全中と中小企業全国中央会が設置した「農商工連携推進研究会」の委員も勤める。「夢・志・目的を共有できる業者と生産者が出会う場を確保し、経験だけに頼らない体系的な学習機会を提供することなどで、農商工連携成功の可能性は高まる」。 (関連記事)

(2009.03.18)