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【葡萄園スギヤマ代表】
杉山 經昌 氏

 「小規模経営を基本にして、数値による管理をしっかりやる。データをもとに常に将来の展望と予測をもっていれば、週休4日でも楽しくて利益の出る農業経営ができる」という。第6回JAバンク担い手金融リーダー全国大会で「楽しい農業・楽しい経営・楽しい人生」をテーマに基調講演した。

 杉山氏は通信機器や半導体のメーカーで働いていたが、その経験をもとに50歳を過ぎてから宮崎県綾町に移住し果樹専業農家に転身。『農で起業する!』『農!黄金のスモールビジネス』などの著作もある。
 「朝から晩まで身を粉にして働いたり、面積当たりの収量を最大にするなどの前世紀的な考え方ではなく、ゆとりを持って脳を活用して働く、時間当たりの生産性を最優先に考えるといった21世紀的な考え方で農業をやれば、楽しく余裕のある経営ができる」と話す。
 そのために大切なのは詳細なシュミレーションと徹底した経営管理だ。通常の農業経営は経費率が7割ほどだが、これを半分にできれば収益は2.5倍になると徹底して経費を圧縮。ハウス、農薬・肥料、事務費、人の稼動など、18年間かけてそれぞれ経費削減率8割以上を実現している。「ものづくりに100%集中するのではなく、経営4割、販売4割、ものづくり2割」が基本だという。


第6回JAバンク担い手金融リーダー全国大会

(2011.02.18)