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【JA全農福島県本部県本部長】
本田 良智 氏

 JA全農福島は24年度に続き、今年も県と共同で「福島県青果物安全・安心な取組み説明会」を行った。昨年のイベントには全国4か所でのべ1000人以上の流通・小売関係者が来場したが、この人数について「福島県産農産物への大きな期待があると感じた。この期待を生産現場に伝えたい」と福島県産農産物の販売増に手応えを感じていると語った。

 JA全農福島と県は、福島第一原発事故による風評被害を払拭しようと、徹底的な放射性物質検査に取り組んだ。その結果、園芸品も米もほとんどすべての産品で放射性物質は検出されなかった。また、全国の量販店1600店舗以上で、福島県産農産物の販売キャンペーンが開催されるなど小売・流通業や消費者からの理解と支援が広がり、「他の産地との併売だが、福島県産農産物の取り扱いは増えている」。しかし、「原発事故前の水準には戻っていない」のが現状だ。
 こうした中、昨年の販売状況を振り返ると「福島県産農産物は、出荷数量が増えると指名順位が下がり、他県産以上に販売単価が下落するのだが、品薄時期には他県産並みの単価に上がる、という状況だった。こうした取り扱いは、産地としては非常に不本意であり、これが常態化すれば園芸王国福島を未来へとつなぐことができなくなってしまう」として、説明会に参加した流通関係者らに理解を求めた。

(関連記事 「園芸王国福島を未来へ」 JA、県が説明会

(2013.04.22)