「遠赤ヒートリサイクル」の効果で素早く均一に穀物を乾燥でき、水分のムラやコメの胴割れを防ぐほか、従来14時間ほどかかった乾燥時間がおよそ半分の８時間で可能となる（同社従来機、35石機で比較）。このため、夜間の操業休止や１日２回の乾燥も可能となる。
　また、乾燥時間の短縮に加えて熱風をリサイクルするため、燃料・電気料金も大幅に削減できる。燃料は最大13％、電気使用量は最大41％の削減が可能だ（同社従来機比）。
　同社は11月１日から独自の環境配慮設計基準を定め、それをクリアした商品を「スーパーエコ商品」として認定する制度をスタートしたが、「ドライボーイＧＭＬシリーズ」はこの第１弾商品となる。
　ＧＭＬシリーズは遠赤ヒートリサイクルを採用した型式がGML25H（25石）からGML45H（45石）まで５石ごとに５型式。従来の熱風型がGML25DからGML35Dまで３型式の計８型式をラインアップ。希望小売価格は152万2500円1【?】215万2500円（ともに税込）。
　24年度の年間販売目標は650台。

（写真）
遠赤ヒートリサイクル方式の45石タイプ・GML45H

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