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【(株)はくばく】
伸びないそうめんを開発 はくばくがパックにも工夫

 精麦加工の最大手(株)はくばく(山梨県南巨摩郡)はそうめんとひやむぎの新商品「絹の食卓」を4月上旬から全国で販売中。

「絹の食卓」そうめんとひやむぎ 海藻由来の食物繊維を使って、手伸べに勝るゆで伸びしにくいコシのあるめんを実現したという。
 400g220円という価格で本格的な味を楽しめる製品で、30〜40代のファミリー層へのアピールを図っていく。
 めんのコシの強さや持続性には「グルテンの形成」が関わっているが、小麦粉に海藻由来の食物繊維を配合させることで、生地内のグルテンの網目構造が密となり、水分が吸収されにくく、ゆで伸びしにくくなった。
 また「絹の食卓」シリーズで使う小麦粉には「中力粉」の「一等粉」物を採用。白くてしなやかで力強い食感に仕上げた。
 一方、そうめんなどの分量がわかるように紙の帯=「結束」が使われているが、これを破くのが手間だと感じている消費者が多いため「絹の食卓」のそうめんとひやむぎでは、帯をなくしてパッケージに目盛りを記載。消費者は目盛りに合わせて、めんを手づかみするだけで済むようにした。

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