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日豪EPA交渉、次回は7月後半

  日豪EPA(経済連携協定)締結交渉の第8回会合は3月9日から13日にかけて東京で開催された。  農林水産分野では米、麦、砂糖、でん粉について議論。日本側はこれらの品目について、農業、地域社会などにとっての重要性を説明し、現行の国境措置の必 要性を主張した。鉱工業製品については日本側の関心品目について、豪州側が示している関税率等の条件の改善を求めた。  会合ではサービス、知的財産、政府調達など17分野について議論。食料供給分野では、食料の安定供給確保のための措置について議論を行った。この分野では輸出税等のあり方やその規制などがテーマになるという。  農...

  日豪EPA(経済連携協定)締結交渉の第8回会合は3月9日から13日にかけて東京で開催された。
  農林水産分野では米、麦、砂糖、でん粉について議論。日本側はこれらの品目について、農業、地域社会などにとっての重要性を説明し、現行の国境措置の必 要性を主張した。鉱工業製品については日本側の関心品目について、豪州側が示している関税率等の条件の改善を求めた。
  会合ではサービス、知的財産、政府調達など17分野について議論。食料供給分野では、食料の安定供給確保のための措置について議論を行った。この分野では輸出税等のあり方やその規制などがテーマになるという。
  農林水産分野ではこれまで乳製品、牛肉、麦、砂糖が議論の対象になり、今回と同様、日本にとってのセンシティビティを説明している。次回は7月下旬に豪州キャンベラで開催する方向で調整することに双方が合意した。

(2009.03.19)