農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

全国統一JAポイント制度が稼動 4月6日から石川県で

4月6日から石川県で

 JAの利用に応じてポイントを付与し、購買品の交換や手数料の割引などを行うJA総合ポイント制度が、4月6日から石川県の2JAで始まる。 総合ポイント制度の導入は組合員加入促進や事業展開の拡大などのため、第24回JA全国大会で決議された。信用、購買、出荷などJAのさまざまな事業利用にポイントを付与し、利用者への還元や他サービスへのポイント変換などを行う。ポイントの管理はJAカードを使う。 すでに独自のポイント制度を開発し事業展開に利用しているJAもあるが、今サービスはJA全中が構築した全国統一システムを使用する。ポイントの付与、還元、管理などはJA全中が一元化するが、どのようにポイントを付与し...

 JAの利用に応じてポイントを付与し、購買品の交換や手数料の割引などを行うJA総合ポイント制度が、4月6日から石川県の2JAで始まる。
 総合ポイント制度の導入は組合員加入促進や事業展開の拡大などのため、第24回JA全国大会で決議された。信用、購買、出荷などJAのさまざまな事業利用にポイントを付与し、利用者への還元や他サービスへのポイント変換などを行う。ポイントの管理はJAカードを使う。
 すでに独自のポイント制度を開発し事業展開に利用しているJAもあるが、今サービスはJA全中が構築した全国統一システムを使用する。ポイントの付与、還元、管理などはJA全中が一元化するが、どのようにポイントを付与し、どのように還元するかは各JAの裁量に委ねられる。
 6日からサービスを始めるのはJA志賀とJAののいち。それぞれ信用、経済事業でポイントを付与し、キャッシュバックサービスを展開する。
 今後は3か月ごとに利用JAを増やし、22年度までに石川県を含む15県が導入する予定だ。各JAは年間150万円(当初3年間は据え置き)のサービス使用料でシステムを利用できるが、JA全中では「今後利用するJAが増えれば、利用料は減額できる。将来的には全国に広げていきたい」(経営企画部)としている。 (関連記事)

(2009.04.06)