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水田の温室効果ガス研究者などが受賞  若手農林水産研究者表彰

 農水省は11月17日、今年度の「若手農林水産研究者表彰」の受賞者を発表した。同賞は2005年から始まったもので、今年で5回め。

 今年の受賞者は3人。
 農業環境技術研究所物質循環研究領域の村上博子主任研究員は、主に水田での温室効果ガスN20(亜酸化窒素)発生の推定と削減技術を開発した。亜酸化窒素は京都議定書で削減対象になった温室効果ガスである。
 そのほか、鉄欠乏に耐性のあるイネを開発した宇都宮大学の高橋美智子准教授、魚類の年齢測定を研究した水産総合研究センターの岡村寛主任研究員が受賞。
 表彰式は11月25日13時から、同日開催している幕張メッセの「アグリビジネス創出フェア2009」内で行う。

(2009.11.18)