農政・農協ニュース

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JAグループにフレッシュな風  JA全農入会式・JAグループ新入職員研修会

 JA全農は4月1日、新入職員の入会式を都内で行った。
 また午後にはJAグループ全国機関の新入職員研修会を開いた。

   JA全農入会式JA全農入会式

 JA全農の今年度の新入職員は総合職・担当職あわせて162人。入会式ではJA綱領を唱和し、永田正利会長から「がんばってください」と激励のコメントと共に辞令を受け取った。

JAグループ全国機関新入職員研修会 午後にはJAグループの全国機関に採用された新入職員が一同に集まり、一橋記念講堂(東京・千代田区)で研修会を行った。
 JA全中、JA全農、JA共済連、農林中央金庫など12団体から370人が参加した。
JAグループ全国機関新入職員研修会 新入職員に向けて訓話を述べたJA全中の茂木守会長は「組合員のサポーターであると同時に豊かな地域社会の担い手であるということを認識してほしい。生産者の“安心・安全”を消費者に届けることがわれわれの義務。現場の声や実情をとらえ、消費者のニーズに応える努力をしていってほしい」と話した。また「JAのよさは地域のことをよく知っているということ。振り込み詐欺を一番に阻止しているのも末端JAであって、人を知っているからできること。JAでなければできないという感覚をつかみ、存在意義を感じてほしい。また総合事業としてヨコの連携が大事。価値観を共有して密な連携をしていってほしい」と期待の言葉を贈った。
 研修会ではJAグループについてのビデオ上映のほか、JAさがみの加藤俊明会長による講義と、作家でJA経営マスターコース塾長の童門冬二氏による講演が行われた。

(2010.04.02)