農政・農協ニュース

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農村地域の防災 研究成果をリーフレットに  農研機構

 農研機構農村工学研究所は、ため池のある農村地域の防災・減災のための研究成果をまとめたリーフレットをこのたび作成した。
 リーフレットは今年度中に各関連機関に配布し、災害に強い農村地域をめざしていく。

農村地域の防災の研究成果をまとめたリーフレット 同研究所は2005年度から09年度まで、耐震性や耐豪雨性を高める改修工法の新技術や、災害予測、防災情報伝達システムの研究・開発に取り組んできた。その成果を適用し、災害時の被害最小化と農業生産の安定化をめざす。
 リーフレットでは技術成果を図表や写真を挿入し各4ページでまとめている。
 成果は「ため池の地震時、豪雨時における安全性向上のための改修技術の開発「大規模農地災害の危険度及び対策工効果の評価技術の開発」「ため池決壊によるハザードマップ作成技術の開発」「農地災害ハザードマップ作成技術の開発」「リアルタイム防災情報を活用した高度防災情報システムの構築」の5件。

(2010.04.07)