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西南暖地の早期栽培は「やや不良」 農水省が水稲の作柄概況

 西南暖地における水稲の早期栽培は「やや不良」が見込まれるという作柄概況を農水省が7月30日発表した。

 7月15日現在の作柄は4月の低温・日照不足による分げつの抑制や、6月中旬以降の日照不足の影響から、高知県と鹿児島県で「やや不良」が見込まれ、また沖縄県の第一期稲の作柄は4月以降の日照不足などの影響から、これも「やや不良」が見込まれるとした。
 「西南暖地における早期栽培等」とは南四国と南九州の地域で、主に台風による被害を避けるため8月中旬ごろまでに収穫する栽培方法と、沖縄県での二期作の第一期稲をいう。

(2010.08.02)