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運転中の「携帯電話禁止」を訴える応募作品が急増  JA共済の交通安全ポスターコンクール

 JA共済が主催した平成22年度の「小・中学生交通安全ポスターコンクール」では自動車運転中の「携帯電話の使用禁止」を訴える作品が急増した。

 JA共済は全国レベルの優秀作品のテーマを集計し、小中学生たちがどのような視点で交通安全を捉えているかを分析して昨年末にレポートを発表した。
 これによると優秀作品320点のうち「携帯電話の使用禁止」が27点(8・4%)で首位となった。
 訴えの対象は自動車が17点、自転車7点、歩行者3点で、とりわけドライバーに厳しい目を向けていることがうかがえる。
 このテーマの作品は小学1年生のポスターから登場し、「もしもししているともしものことが」(小3)、「もしもし、前を見てますか」(小6)、「命とメールどっちが大事?」など様々な標語と絵柄でドライバーに注意を呼びかけている。
 なお内閣府調査によると、22年度上半期では自動車運転中の携帯電話使用の摘発件数は約64万8900件で、信号無視の約2倍、駐車違反の約3倍となっている。

「携帯電話の使用禁止」を訴えるポスター抜粋

(写真)
「携帯電話の使用禁止」を訴えるポスター抜粋

(2011.01.14)