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「TPPから日本を守りたい」宇沢東大名誉教授が代表に TPPを考える国民会議が発足

 TPPへの参加は何を意味するのか。日本の将来にどのような影響を及ぼすのか。TPPについて広く考えることを大きな国民運動にしようと2月24日、「TPPを考える国民会議」が発足した。代表は宇沢弘文東大名誉教授。

(左から)久野氏、宇沢氏、山田氏 発足記者会見には、代表を務める宇沢氏のほか、世話人として昨年10月に民主党の国会議員らが中心となって発足した「TPPを慎重に考える会」会長の山田正彦衆議院議員と、久野修慈中央大学理事長が出席。
 宇沢氏は「一国の首相が『第3の開国』と無責任な発言をするのは許せない。私は怒りに充ちている」と、時折声を荒げながら代表を引き受けた経緯について語った。
 国民会議には「TPPを慎重に考える会」も一会員として参加するほか、超党派の議員や、研究者、各団体などに参加を呼びかけている。
 2月26日には山梨県立文学館で15時30分から講演会を開くほか、3月には全国各地で対話集会を開催する予定。

(写真)
(左から)久野氏、宇沢氏、山田氏

(2011.02.24)