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23年度事業計画などを承認 新常務に鈴木秀夫氏  (社)全国食肉学校総会

 (社)全国食肉学校は6月7日、東京・JAビルで第38回通常総会を開催した。

 開催にあたって、羽田正治理事長(全農副会長・宮崎経済連会長)は23年度は「食肉を担う人材の養成と同時に、食肉に関する知識の向上をはかり、『日本にこんなに素晴らしい学校があってよかった』といわれるように励みたい」とあいさつした。
 総会では、22年度事業報告および貸借対照表など財務関係、23年度事業計画および収支予算などが山中暁専務(学校長)から、報告・提案され承認された。
 事業計画では、23年度から通信教育への補助金がなくなったこともあり「自立できる」学校経営の確立を課題にあげた。そして、学校施設を活用した514日を研修期間とするセミナーを増設することや、広報活動の見直し・充実をはかることなどを新たに盛り込んだ。
 その後、役員の改選を行い、退任した【高】橋洋常務理事の後任に鈴木秀夫参与を選出した。
 また現在申請中の「公益認定法人への移行」について、3月に認定申請しており、公益認定されれば今年の11月に移行を予定していると経過報告した。

【鈴木秀夫常務理事・略歴】
 昭和29年生まれで、畜産振興事業団畜産助成部助成課長を経て平成15年10月に(社)全国食肉学校常務理事に就任。その後18年6月から(独)農畜産業深耕機構の畜産振興部長、食肉生産流通部長を歴任し、23年4月(社)全国食肉学校参与に。

※【 】内の字は正式には旧字体です。
 


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