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TPP反対、JAグループ茨城と常総生協が国会前で座り込み

 TPP参加断固反対を訴えて東京・永田町の国会前でJAグループなどは今後、ほぼ連日にわたって座り込みを続ける予定だ。11月1日にはJAグループ茨城と常総生協のメンバーが2日朝まで座り込み、参加反対を訴えた。

TPP反対、JAグループ茨城と常総生協が国会前で座り込み JA茨城中央会の秋山豊専務は「与野党の反対議員にがんばってもらうしかない。とくに与党協議で止めてほしい。そのために何をやれば阻止できるか。農民の意見を直接国会議員に届けることや、集会に参加するなど、反対グループが結集することが大事だ」と話す。
 常総生協の大石光伸副理事長は「大震災があり原発事故もあって、今、社会が混乱している。もっと落ち着いて地域のことや実際の生活者のことを優先的に考えるべきだ。TPP推進の背景には、日本の資本と米国の資本とが結託しているだけでしょう。そうではなくてもっと暮らしのことを考えさせなければだめなんです。絶対に許さない」と強調していた。


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