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JAみやぎ亘理がイチゴ初出荷、復興の出発点に

 「クリスマスまでに出荷しよう」を合言葉に震災後、イチゴの生産再開に向けて取り組んできたJAみやぎ亘理(宮城県)で11月19日、イチゴの初出荷を迎えた。復興の出発点を祝い、この日仙台市中央卸売市場で「仙台いちご販売開始式」が開かれた。

あいさつする岩佐國男組合長 東北一のイチゴ産地だった管内は、東日本大震災と津波によって大きな被害をうけた。96haあった農地の92haに被害をうけ、380人いる生産農家の200人以上にいまだ再開のめどがたっていない。
 そういった状況のなか、産地の復活を願ってJAをはじめ全国から苗の提供や農地の整備、ハウスの建て直しなど、ボランティアの力を借りながら再開に向かい、今年の作付面積は当初目標としていた20haとなった。
JAみやぎ亘理がイチゴ初出荷 初出荷されたイチゴは約400パックとなったが、今後も今月末から来月末にかけて徐々に出荷していく見込みだ。
 クリスマスまでの出荷に間に合ったものの、例年より1カ月遅れの作付けとなり、まだ全員が出荷できている状況ではないことから「全員がクリスマスまでに間に合って、それから喜びの声が聞けたら」(営農部)と話した。

(写真)
あいさつする岩佐國男組合長(右から2人目・下写真)


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