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落札率上がり、価格は下がる〜6月の大豆入札結果

 (財)日本特産農産物協会が6月30日公表した19年産大豆の6月の入札取引結果は、3月から上昇の一途をたどっていた落札平均価格が、前月比7.7%の下落に転じた。一方、4月、5月両月とも前月比で減少していた落札率は56%で、前月比12ポイント上昇した。

 入札は6月11日、25日に行われ、普通大豆、特定加工用大豆の合計で約20万7000俵(60kg)が上場され、約11万6000俵(同)が落札された。平均価格は60kg当たり7311円(産地倉庫戸前渡し価格、税別)だった。
 落札平均価格が下がった主な要因は、前月2万4932円(60kg)の高値をつけた北海道小粒スズマル(納豆用)が前月比1730円(7%)下落したうえ、2万3130円(同)だった茨城納豆小粒、極小粒の上場がなかったため。逆に宮城ミヤギシロメ大粒は前月比14.3%、同中粒は6.1%高となった。
 7月の入札取引は9日と23日に行われ、結果は31日に公表される。

(2008.07.15)