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早期栽培米の作柄「平年並み」から「やや良」

 農水省は20年産早期栽培水稲の作柄概況(7月15日現在)を7月29日公表した。

 西南暖地の早期栽培は4月から5月にかけて低温と日照不足で分げつが抑制され穂数はやや少なくなったものの、出穂期前後は天候に恵まれ、高知県・鹿児島県では「平年並み」、宮崎県では「やや良」が見込まれている。
 また、沖縄県の第1期稲の作柄は「平年並み」が見込まれている。田植え後の日照不足などの影響で生育がやや鈍化したものの、その後はおおむね天候に恵まれ、台風の被害もなかった。
 4県とも7月15日現在の出穂済み面積は95〜100%。なお、調査対象の徳島県は同時点の出穂済み面積割合が低く、穂数、もみ数など作柄を判断する項目の調査が終了していないことから公表していない。

(2008.07.30)