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10a当たり543kg今年産水稲の作柄

 今年産水稲の作柄はおおむね天候に恵まれ、登熟が順調だったことから10a当たり収量は543kg(作況指数102)、また収穫量は881万5000tで前年産に比べ1%増加したと農水省は12月9日発表した。

    主食用作付面積に10a当たり収量を乗じた主食用米の収穫量は865万8000tとなった。
    陸稲の作付面積は3200haで前年産に比べ88%、収穫量は8490tで前年比91%だった。
    水稲を地方別に見ると、北海道では穂数がやや少なくなったものの、モミ数は平年より多く10a当たり収量は565kg(作況指数106)となった。
    東北では太平洋側を中心に8月下旬の低温・日照不足で登熟が緩慢となったものの9月以降はおおむね高温多少だったため10a当たり収量は571kg(同102)となった。
    九州ではモミ数が平年よりやや多く、登熟は高温・日照不足や、南九州で秋雨前線や台風による倒伏などが見られたもののおおむね平年並みだったことから収量は508kg(同101)となった。
    その他の地域の10a当たり収量は北陸が545、関東・東山547、東海509、近畿521、中国531、四国510となった。

(2008.12.10)