統計

統計

一覧に戻る

作付け増えて収量減る  ソバの作付け面積

平成20年産のソバの作付面積は4万7300haで、前年産に比べ3%増えたと農水省は1月29日発表した。

 東北と北陸で水稲からの転換などが増えたため。中でも主産県の作付けは3万9800haで4%増えた。
 主産県の収穫量は2万3200tで、前年産に比べ3100t(12%)減った。北海道で7月下旬から8月にかけて低温などの影響で受精不良となり、着粒数が減少したことなどから10a当たり収量が前年を下回った。
 道県別の作付シェアは北海道が35%、山形8%、福島7%、青森、福井、長野の3県はともに6%。
 収穫量では北海道49%、2位は長野の9%。以下福島、山形、茨城、福井と続く。
 ソバの作付面積はこのところ年々少しずつ増えている。反対に輸入量は年々減っている。輸入先は中国からが大半だったが、これが大きく減る一方、米国からの輸入は増えている(財務省『貿易統計』)。

nous101s0902050201ソバグラフ1.gif

nous101s0902050202ソバグラフ2.gif

(2009.02.05)