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健康食品落ち込む  富士経済

 08年の機能志向食品市場は5978億円で前年比0.8%減が見込まれるとの調査結果を(株)富士経済が1月29日発表した。

  市場の大きいダイエット分野でのヒット商品が不在だったことが影響しているという。
  一方、実績を伸ばしている分野は滋養・強壮や美肌効果をはじめアイケア、骨・関節サポート、肝機能改善、エチケットだ。
 機能志向食品市場を2種類に分けると健康食品市場は4780億円で1.4%減。09年予測は0.7%減。
 シリーズサプリメントは1198億円で1.6増。09年予測は1.3%増。
 注目市場を分野別に見ると、08年の美肌効果は722億円で5.7%伸びる見込み。09年は3.9%の伸びが予測される。ビタミンC、コラーゲン、ヒアルロン酸などの成分を含有し、内服することで美肌効果を訴求する商品が対象。
 09年予測の伸びはアイケアが1.7%。骨・関節サポートは2.3%。これはカルシウム、グルコサミンなどを主成分として骨の形成や関節痛対策を訴求する商品を対象とした。ほかに肝機能改善と、口臭・体臭の予防などのエチケット分野が注目市場だ。

(2009.02.05)